最近流行りのVRゴーグル。
OculusやHTC VIVEなどでは、様々なゲームやアプリを楽しむことができます。
中にはボクササイズやダンスなど体を動かすフィットネス系のゲームもあるので、ダイエット目的で使っている人もいる人もいるかもしれません。
さて、そんなVRゴーグルを数か月使ってみた私ですが、最近、これ英語学習にもかなり便利なんじゃないかと思い始めました。
もう少し具体的に言えば「英会話の練習」ですね。
私は年に1~2回海外旅行に行くのですが、相手の言っていることが分からなかったり、こちらの言いたいことがたどたどしいと、コミュニケーションってハードル上がるんですよね。。。
何となくの意思表示は出来ても、細かいところをやりとりできないのがもどかしい。
もっと気持ちよくコミュニケーションするために、もっと英会話を練習したいなーと思うことがあります。
そんな折にVRゴーグルで遊んでいたら、「これ最強の英会話ツールじゃん!」と感じたアプリがあったんです。
同じような境遇の方がいたら、是非参考にしてみてください。
Contents
VRゴーグル「Oculus Quest」
まず、私が使っているVRゴーグルを説明しておきます。
私は「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」というものを使っています。
こんなやつです。
コロナで旅行が中止になったので、その資金で購入したのですが、ゲームで遊んだり、映画を観たり、フィットネスしたりと色々な遊び方が出来て、すっかりハマってしまいました。
詳しくはこちらを参考ください。
ソーシャルVRアプリ「VRチャット」とは?
とまぁOculusでは色々なアプリで遊べるわけですが、その中に「VRチャット」というアプリがあります。
無料です。
このアプリは自分がアバターとなってVR空間で色々な人とおしゃべりできるソーシャルVRアプリです。
こんな感じで動物とか美少女とかロボとか、様々なアバターを装着して、楽しく会話するというものですね。
VR飲み会や朝ヨガみたいなイベントが開かれていることもあります。
やり始めれば自然にフレンドも増えてきます。
私も開始1週間で10人以上の方にフレンドになって頂きました。
「ただ会話するだけで楽しいの?」
と思われるかもしれませんが、これが楽しいんですよ!
特に私がこれをやり始めたのはコロナ真っただ中。
飲み会とか外出が全然できなくて、家族以外の人とのコミュニケーションがほとんど出来ないタイミングだったので、ほんとに良いモノに出会えたと思いました。
やはり普段付き合っている人とは全然違った人がたくさんいますし、年齢や肩書などを気にせずおしゃべりできるので、まさに多様性を重んじた会話ができて、自分の視野も広がります。
VRチャットが英会話の学習に便利な理由
とまぁただ喋るだけでも楽しいVRチャットなんですが、これが英会話の学習にもかなり便利なんです。
ユーザーは日本人だけではありません。
VRチャットは世界中でプレイされているアプリなので海外ユーザーの方が多いです。
そうすると必然的に英語でのコミュニケーションが活発になります。
日本人が集まる空間(VRチャットではワールドと呼びます)では日本語がメインになりますが、多くのワールドでは英語で会話されています。
つまりこれ、「VRゴーグル=海外の人と簡単に話ができる環境」ということになるんですよね。
「外国人の友達が欲しい」とか思っている方は、もう、ほんとすぐに出来ます。笑
私も開始3日目(プレイ時間は多分10時間も経ってない)でアメリカの女の子と友達になりました。
その後もどんどん外国人の友達は増えて、いつでも気軽に英会話を楽しむ環境が出来上がりました。
お互いに言語を教えあう「Language Exchange」みたいなことも、VRチャットなら容易に出来ます。
もちろん何もしゃべらなくても、近くにいるユーザー同士の会話は勝手に聞こえてくるので、少なくともリスニングの練習にはなるでしょう。
もうわざわざスクールに通う必要もないんじゃないですかね。。。?
VRチャットで英会話の学習におすすめのワールド
この中のVR空間は1つではなく、それこそ数千?数万?くらいあるんです。
海辺のビーチや洗練されたおしゃれな部屋、賑やかなパブなど、ほんとに様々で、ユーザーは気に入った場所でそこにいる人々と会話を楽しめます。
が、日本人ばかりのワールドだと英語ではおしゃべりしませんし、バリバリ外国人ばかりの場所だと英語力がないと完全に取り残されます。
これはリアルでも同じですよね。笑
そこでおすすめなのが「JAPAN SHRINE」というワールドです。
ここは日本の美しい神社を再現した空間で、特徴として日本好きの外国人が集まる傾向にあります。
日本語を勉強中だとか、日本のアニメが大好きだとか、何かしら日本に強い興味のある人が多いですね。
アニメのナルトで日本語を勉強したという人もいました。
この前フレンドと話したときは、日本語の「は」と「が」の違いが難しいとか何とか言ってたと思います。
こういった場所であれば、相手も日本人である自分に興味を持ってくれますし、日本語を教えたりすることもできるので、自然と会話が弾みます。
「自分から話しかけるの苦手だなー」という方は、ユーザー名を日本語(ひらがな)で設定しておくと、日本人であることをアピール出来ますし、相手も読みやすいので、向こうから話しかけてくれることが多いような気がします。何となくですが。
まとめ
という訳で、VRチャットでの英会話について紹介してきました。
VRチャットは無料ですし、OculusなどのVRゴーグルを使えばホント簡単に友達も出来て楽しいですよ!
英会話を”勉強する”というよりは”楽しむ”ような感覚になれると思います。
VRゴーグル使っていれば表情やジェスチャーである程度補ったりも出来ますし、「やらなきゃダメ」「頑張る」みたいな概念がないので、気楽に英会話する環境がそこに生まれます。
英会話力をアップさせたいと考えている方にとってはコスパは最強だと思うので、是非試してみてくださいね。