どうもOculusにすっかりハマりっぱなしの僕です。
今回は、Oculus Quest(オキュラスクエスト)をPCと接続する「Oculus Link」について解説しましょう。
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Oculus Linkとは?
「Oculus Link(オキュラスリンク)」とは、Oculus QuestをUSBケーブルでPCとつないで、Rift Sのゲームやアプリを遊べるようにする機能です。
本来、Questはスタンドアローン型で、ヘッドセット本体にインストールしたQuest用アプリしか利用できません。
が、「Oculus Link」を使えば、Rift Sのストアに並ぶ全てのアプリが利用できるようになるので、めちゃくちゃ便利なものなんです。
この機能により、グラフィックのクオリティもヘッドセット依存ではなく、PC依存になるので、各段に上がります。
例えば、「VRチャット」というSNSアプリはQuest用とRift S用があるのですが、Quest用だとアバターの表示に制限があったりします。
しかし、「Oculus Link」を使用してRift S用を立ち上げれば、制限なく遊ぶことが出来るようになります。
他にも、Questストアには無いけど、Rift Sストアにはあるようなゲームはたくさんあるので、使わない手はないでしょう。
一応、現在はベータ版とされています。
が、おそらくいずれは公式にサポートされることでしょう。
「Oculus Link」に必要なもの
「Oculus Link」でRift Sのゲームを遊ぶのに必要なものは、以下の通りです。
・Quest本体&コントローラー
・USB(3.0)ケーブル(C to C、または、A to C)
・ミドルスペック以上のPC
3つ目のハイスペックなPCについては、公式ページに要件が記載されています。
コンポーネント | 推奨スペック |
プロセッサー | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 |
グラフィックカード | 以下のGPU表を参照 |
メモリ | 8GB以上のRAM |
オペレーティングシステム | Windows 10 |
USBポート | USBポート1つ |
個人的には、思ったよりもPCのスペックは高く要求されないんだなと感じました。
が、遊ぶゲームによっては、PCが弱いと処理落ちして動作がカクカクしたりするなどあると思います。
(実際、私のPCでVRチャットをプレイしてると、重たいアバターの人が大量にいる場所では処理落ちします。)
Oculus Quest購入時に付属しているUSB充電ケーブルは使えるのか?
「Oculus Quest買ったときに付いてくるケーブルでOculus Linkできるの?」
Oculus Linkをしたいと考えている人が一番気になるのはココでしょう。
Questを買うと、USB充電ケーブルが付いてきます。
これはUSB2.0規格のC to Cケーブル。
要件には3.0と書かれているのですが、このケーブルでは動かないのでしょうか??
結論から言うと、付属のUSBケーブルで動きます!
実は公式サイトから専用のケーブルも販売しているのですが、これがまた高い!
Amazonなどで見てみてもケーブルが長いと数千円はします。
なので、できれば買いたくないですよね。
実証!付属USBケーブルでOculus Linkを試してみた
というわけで実際に試してみました。
私の場合、PC側にUSBのCタイプの差し込み口が無かったので、変換アダプタを使っています。
これはAmazonで買いました。
こちらの商品です。
で、PC側でOculusのアプリをインストールして、QuestとPCを繋ぐと、Questの画面に「データへのアクセスを許可」のダイアログが出るので、「許可する」を選択。
すると「Oculus Link(ベータ版)を有効にする」というダイアログが出るので、こちらを有効にします。
すると、Oculus Rist Sのホーム画面になります。
無事、Questで「Oculus Link」が動くことが確認できました。
せっかくなので、Oculus Rift Sでしか動かないアプリもやってみましょう。
「Google Earch VR」(無料)は、Rift Sストアにはありますが、Questストアにはありません。
これをPCからダウンロード&インストールして、Questで起動してみます。
結果、ちゃんと問題なく利用できました。
世界遺産や海外の都市など、色々な場所にいけますし、360度のストリートビューで臨場感もたっぷりです。
(何年も前に行ったパリのシャンゼリゼ通りをまっすぐ通っただけなんですが、めちゃくちゃ思い出が蘇ってかなり良かったです。)
まとめ
という訳で、Oculus Questは、付属のUSBケーブルでPCと繋いで「Oculus Link」は可能ということが分かりました。
Questでスタンドアローンのメリットを受けつつ、Rift Sのゲームやアプリもプレイできるのは、一石二鳥で嬉しいですよねー。
Rift SとQuestの違いについては、こちらの記事で詳しく解説していますので参考ください。